【第9回】完璧にする。

それでは、【第9回】の完璧にする。というお話をします。

完璧にする。ということは言葉で言うのは簡単ですが、
実際にやってみると、どうしても穴が出てしまったり、何度やっても間違えてしまう問題が出ます。

これをいかに100%まで近付けていくか?かつ、あまり時間をかけずにどのように完璧にしていくのか?

このポイントを押さえているかどうかで勉強効率が大きく変わってきます。

「暗記はこうやって覚えろ!」に通じるものがありますが、しっかりと腹に落とし込んでみてください。

 

問題集は何十周もする

まず、「暗記はこうやって覚えろ!」の回でお伝えしたことを復習してみましょう。

例えば、問題集を1~50ページを勉強していく時に
以下のように勉強を進めていきます。

○1日目
1~2ページ(5セット)

○2日目
3~4ページ(5セット)
1~2ページ(3セット)

○3日目
5~6ページ(5セット)
3~4ページ(3セット)
1~2ページ(1セット)

といった具合で、スライドさせながら接触回数を増やしていくように暗記をします。

忘れてしまってから覚え直すと、時間がすごいかかってしまうので忘れる前に覚え直し、勉強時間を減らすといことです。

上記の例だと3日目には1~2ページの復習はざっと目を通す程度で済んでしまうと思います。

 

この勉強方法の辛いところは、日を追うごとに負荷が増えていくので
あまり無理なスケジュールを立てるといっぱいいっぱいになってしまいます。

そのため2週間に1~2日は予備日を設けて総復習の日にしてもいいでしょうね。

 

ここからが、今回の完璧にする。の本番です。

 

受験生に合格体験記を聞くと、

「1冊の問題集を何度も何度もやった」
「最低でも50周はやった」
「100周くらい問題集をやり直したかもしれない」

と言った台詞が出てきます。これは過去を美化して大袈裟に言っているということはありません。

私自身も英頻を最低でも100周以上はしましたし、
何度やっても忘れてしまう問題に遭遇しました。

時間が経てば経つほど、抜けが出てしまいその穴を補うために繰り返し繰り返し
勉強したのを覚えています。

 

受験生にこの話をすると、

「そんなにできない」
「そんなにやる時間が無い」
「50周はやり過ぎでしょ」

といった言葉がでてきます。でもってそういった台詞を吐く生徒は残念ながら受験に失敗しています。

 

逆に言いたいのですが、たったの数周して完璧に覚えられるほど
君は天才なのか?

と言ってやりたいです。

多少キツい表現をしましたが、これが本音であり

何十周も繰り返さないと覚えられない

という前提条件を持っていない生徒は涙を飲みます。

 

できないトコだけを繰り返す

 

だからといって、同じ分量同じ時間をかけて何周もやっていくことは非常にもったいないです。

例えば、1周するのに1ヶ月かかったとして

2周目も1ヶ月
3週目も1ヶ月

といった具合で進んでいってしまうと、時間がいくらあっても足りません。

 

1周するのに1ヶ月かかったのであれば、

2週目は20日
3週目は15日
4週目は10日
5週目は5日
6週目も5日
7週目も5日・

といった具合で、かかる時間をどんどん減らしていけるようにするべきです。

その時のポイントとしては、「できないトコだけ」を何度もやるようにします。

 

例えば、英単語を1~100まで覚え直す日だとしましょう。

その時に、まずは10分くらいで1~100までざーっと覚えているかどうかのチェックをします。

その後、覚えていないトコだけに鉛筆でレ点をつけておいて
レ点のついている単語だけを何度も何度も覚え直します。

例えば、100個のうち、20個がわからないとしたら
その20個を覚えるのに20分程度あれば覚え直しができるでしょう。
(すでに何回かやっているので)

その日の夜にレ点のついているトコだけをやり直してみて
まだ覚えられなかったものは、紙に抜き出してみてもいいでしょう。

 

真面目な子に多いのですが、1~100を復習する!
と決めると、すでに覚えているトコも覚えていないトコも含めて
1~100を何度も復習しようとするのです。

ですから、時間ばかりかかってしまい要領の良い勉強ができないのです。

 

日本史の問題集でも同じです。

問題集の1~2ページを復習しようと思う時に、
丁寧にノートに1問1問答えを書いていったら、物凄い時間がかかってしまいますよね。

もしかしたら解くだけで30分以上かかってしまうかもしれません。

 

毎回、復習にそれだけの時間を割くのは非常にもったいないので問題を目で追って、解答を横に置きながら、「覚えているかどうか?」をバンバン、チェックしていきます。

ちょっと考えてみてわからなかったら、すぐにチェックをつけて
まずは、「わからないトコ」を炙り出します。

そして、炙り出した「わからないトコ」に絞って用語集を読みながら
覚え直しをしていくのです。

どうしても覚えられない場合は、ノートにちょろっと書いておいて
毎日復習していってもいいでしょうね。

 

このように、何周目もする時は、

①わからない部分を炙り出す
②わからないトコだけ覚え直す
③どうしても覚えられない・不安な場合はノートに書いておき、毎日やる
④定期的にチェックをし直す

の繰り返しです。

④の定期的にチェックをし直す。というのも非常に重要で先の例で挙げると
単語100個をチェックして問題無かった80個も1ヶ月経つと、「できないトコ」リストに仲間入りする可能性もあります。

 

私も受験生の時は、何度も何度もチェックをしていましたが(入試前日まで)
なぜか覚えられない単語だったり、忘れてしまう単語は出てきました。

これは人間の脳の構造的にしょうがない部分でもあります。

そのため、完璧にするためには、穴を無くしていくように

1、何十周もやるという前提を持つ
2、わからないトコに絞って何度も覚え直す

 

ということが大事なのです。

 

これはどの教科のどの単元にも言えることですし、
どの問題集でも同じことが言えるので、参考にしてみてください。

 

 

 

 

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